全国のきもの速報
メイン | 簡易ヘッドライン |
『いくら』のシミはこのような処置が必要です! (2015-10-15 7:11:40)
染太郎です
先ほどの大きな『いくら』のシミが除去できました。
さて、先日からブログでスタートした企画
『シミ抜き実演&ビフォー・アフター』
本日紹介するのは、北海道の秋の味覚の定番のコチラ
そうです!『いくら』です。
今の時期は家庭で漬けて食べている方もたくさんいますよね
ちなみに写真の『いくら』は僕が漬けました笑。
■『いくら』などタンパク質を含むシミは早めの処置が肝心です。
『いくら』など魚卵はタンパク質を含むシミです。
タンパク質を含むシミの特徴は、シミの部分が凝固する特徴があります。
コチラの『いくら』のシミは付着して5日経過したものですが、かなり硬さが出ています。
■アイロンなど熱を加えることは絶対に避けてください。
熱を加えてしまうと、さらに硬化してシミを除去するのが困難になってしまいます。
■血液やバターや牛乳などもタンパク質を含むシミになります。
まずは水溶性のシミを除去していきます。
表面のシミが除去できました。
しかし、これだけではタンパク質が除去できませんので、次にタンパク分解酵素によってタンパク質を除去していきます。
この作業がとても重要になります。
温度と時間の調整をはかり素早く処置していきます。
先ほどの大きな『いくら』のシミが除去できました。
このように、綺麗に除去することができました。
■早期治療が肝心です!
ご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください
お電話でのお問い合わせは
0120-12-4447
までお気軽にご連絡ください。
execution time : 0.022 sec