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HBC北海道「Eatrip」(イートリップ)で紹介していただきました! (2015-12-17 12:52:43)
着物をもっと身近に
染太郎です
ブログでも収録現場を紹介させていただいていました、
HBC北海道で放送
の「Eatrip」イートリップが
先日、放送になりましたのでその模様をブログでまとめてみました
絵本作家の「そら」さんが北海道を旅する番組「Eatrip」
今回の放送は札幌
そして、テーマは「水」ということで、地下水を使用して
染色や着物の洗いをおこなっている弊社に取材が入りました。
■地下水を使用して染色や着物を洗っています。
実際に着物をほどいて地下水を使用して洗う
「洗い張り」(あらいはり)
使用する道具は竹でてきている「ささら」です。
職人さんが「洗い張り」を行っている作業もバッチリと映っていました
すすぎに使用する「水」も
地下水です
そして、染色にもこの地下水が最適です。
創業当時に一時期地下水が使用できなくなってしまった時期があったようで、
水道水で染めたところ、染め色がムラになってしまったそうです。
なんとか地下水を再度使用することが可能になり、いつも通リの染色をすることができたという話を祖母から聞いていたので
この「地下水」を使用できることに特別な思いがあり、撮影中も胸が熱くなりました。
野口染舗は札幌市白石区菊水にあります。
菊水と地名に水が付いてあるように「水」と深い関係のある地区に位置します。
昔はお豆腐屋さんが数件あったとも聞きました。
「水」に恵まれた菊水には札幌を代表する【豊平川】が流れています。
昔はこの川で染めた反物をすすいでいたこともあったようです。
そして、現在はその地下水を使って
着物をファッションに感じていただけるように 商品も制作をおこなっています。
染色の技術を活かして企画・製造・販売までをおこなう
オリジナルブランド【Shi bun no San】(シブンノサン)です。
そらさんが黄色がお好みということで、ホワイトデニムを黄色と橙色で染めた
ジーンズ着物「IRODORUささらデニム」を 実際に試着していただきました
さすがにお好きな色合いということで、とてもお似合いでした
色の配色についてなど、いろいろとお話しすることができ
僕もとても勉強になりました。
放送では弊社のほかに、醤油工場や
日本酒を作られている「千歳鶴」なども紹介されていて
僕も改めて、札幌の良さを知ることができました。
取材クルーの皆さまありがとうございました。
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