全国のきもの速報
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本年もよろしくお願い致します! (2016-1-5 11:06:58)
明けましておめでとうございます。
本当にありがとうございます
2016年がスタートしました
本年もどうぞよろしくお願い致します
さて、新たに「染太郎について」というテーマをつくってみることにしました。
僕が日頃考えていることや、この着物業界に入ったきっかけなどを定期的にまとめて、いきたいとおもっています。
■着物とは程遠い日常
子供の頃の話をすると長くなってしますので・・・・・そこは省略します。
家業が悉皆(しっかい)業を営んでおりましたが、会社と自宅は離れていましたので、着物に関わる仕事なのは知っていましたが、実際に何をしている仕事をしているのかは全然わからずにいました。
※悉皆(しっかい)とは「すべて」「ことごとく」という意味なのですが、着物のしみ抜き・クリーニング・仕立て・洗い張りなど、着物に関するさまざまな事を頼めるところ。のことを言います。
学生時代はサッカーに情熱を燃やしていましたので、着物ということを意識することはなかった僕です。
また、同世代で着物を着ている人が、いなかったので、全く別の世界のことだと考えていました。
■人生の方向性の大きなターニングポイント
20代の初めに、海外に少しだけ住む機会がありました。(この経緯を説明すると長くなるので省略します)
日本人が全くいない町で生活したことが僕にとってとても大きなターニングポイントになりました。
そのような環境の中では、自分から話をしていかないと生活ができないので、電子辞書片手に必死になって伝えていました。
全く英語が出来なかった僕ですが、何とかなるものです。笑
自己紹介をする場面で、日本について何か知っているか尋ねてみると数多くの方々が
KIMONO キモーノ
KIMONO キモーノ
SAMURAI サームライ
SUSHI スシー
という日本語を答えてきました。
当時の僕は衝撃でした・・・
中には今でも日本人はみんな着物を着ていると思っていると思っている人もいたぐらいです…
そして、ある人に僕は質問されました。
その質問は
着物について教えて
僕は何も答えることができませんでした…
恥ずかしく
悔しく
ここまで悔しく、恥ずかしい気持ちは生まれて初めてでした。
この経験は10年ほどたった今でも、僕の原動力になっています。
皆さんにもターニングポイントってありますよね?
この人に会っていなければ現在の自分は無いという経験。
一年の始まりに改めて考え直してみました
今日から新年1発目の東京 →大阪へ 出張です
気合い入れていきます
まずは、どうしても行きたかった
松屋銀座で開催中の
池田重子コレクション
『日本のおしゃれ展』へ
限られた時間でしたが、本当に素晴らしい着物そして、コーディネートに感動しました
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