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工場見学&染物体験(後編〜工場見学〜) (2018-10-16 18:36:30)
「着物をもっと身近に」をテーマに
札幌から着物を今日着る服の選択肢のひとつになるように、日々奮闘中の染太郎です
前編の染物体験に引き続き工場見学の様子を紹介します。
工場見学では当社のおこなっている仕事内容を詳しく説明します。
例えば、着物を着る方はよく耳にする
「湯のし」 や 「湯通し」 という言葉
文字は似ているのですが工程は全く違います。
また、着物の洗いってどのようにしているのか意外とわからないものですよね。
これからはお客様に実際に作業場を見て頂き、ひとつひとつ説明していくことがとても重要になってくると思います。
↑実際に使用しいる機械の周りに集まってもらい、湯のしの説明をしている様子
特にお着物を日頃から着用されている方にとってはとても嬉しいことではないでしょうか。
↑染色補正・シミ抜きについて説明している様子
たくさんの職人さんの手によって蘇る“きもの”
例えばアイロン仕上げにしても技術のいる仕事です。
着物のキセやフキをつぶさな用にアイロンを浮かせて蒸気の加減を調整しながら仕上げをしていきます。
業務用のアイロンは重たく何人かのお客様に持っていただきましたがその重さに驚いていました。
なかなか表には出てこないお手入れのお仕事ですがこのように伝えさせていただくことがとても大切だと思っています。
↑アイロン仕上げについての説明
ちょうど工場見学が終わったころには腰紐の色止めも完了していたので、脱水をかけてその場でお渡しさせていただきました。
皆さん嬉しそうに自分の腰紐を手に取ってる姿が僕にとってとても嬉しい瞬間です!
最後は染めた腰紐と生地で記念撮影
皆さんに喜んでいただけて良かったです!
↑自分で染めた腰ひもを持って記念撮影