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江戸小紋染めの現場 (2013-1-14 20:14:26)
久しぶりのブログ更新です・・・・汗
あっという間に2013年になってしまいました
明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
今年は頻繁にブログ更新できるように頑張ります
今週は新年早々、東京に出張しておりました
重要な会議や新年会、そしてたくさんの方々とお会いしとてもいい刺激をいただきました
その模様をアップさせていただきます。
その中で、
昨年『ソロモン流』で紹介された江戸小紋染・廣瀬染工場の4代目、廣瀬雄一さんにもお会いすることができました
廣瀬さんは江戸小紋染めを世界に発信するためにその技法を応用してストールを作られていて、「comment?」 (コモン)というブランドを立ち上げられています。
江戸小紋のルーツは武士の礼装として知られる裃にあります。江戸時代、将軍家を筆頭に各藩の大名たちは趣向をこらして自家の柄を取り決め、そのデザインをシンボルとして競ったといわれております。
江戸時代中期になると、庶民の間でも着物や羽織に小紋を染めるのが流行り、身分や時代をこえて広く一般の人々に愛されるようになり、現在では幅広い用途で着用される万能品です
ありがたいことに工場も見学させていただきました
板場〜職人さんの仕事場ですね(^∇^)
伺った時は、風呂敷ようの生地に型付けをしておりました。
(型付けは白生地の上に型紙を載せて、ヘラで糊を置いてゆく作業で、もっとも熟練を要する工程です。)
水元〜染めにはたくさんの水を使用します
特に驚いたのが、下の写真の見本長です 昔は現在のようにプリントで生地を染められなかったので、型紙を使い生地を染めていたのですが、そのデザイン力・クオリティーが凄いんです 感動で言葉がでませんでした
お忙しい中、ご対応してくださった廣瀬さんに感謝の気持ちでいっぱいです
本当に勉強になりました
ちなみに僕が巻いているのが一目ぼれした鮫小紋柄のストールです
廣瀬さんのブログはこちらから