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カシミヤセーターの染め替え (2019-12-19 15:01:49)
ありがたいことに洋服の染め替えのご依頼を頻繁にいただけるようになってきました。
本日紹介させていただく事例は
カシミヤのセーターの染め替えです!
セーターの染め替えはとくに型崩れが起きやすい商品になります。
染めた後はほとんどの確率で袖が伸びてしまいます。
仕上げ作業で蒸気を掛けてある程度は縮ませますが元の長さに戻るかは正直やってみないとわかりません。
代表的な天然繊維で動物繊維になる「毛」「羊毛」「ウール」は
100%であれば綺麗に染まります。
Before
今回はボタンを外して染めさせていただきました。
ウールを染める染料ではボタンを染めることができませんのでほとんど色は入りません。
Before
ウール素材は吸収性がかなりあるので水にいれると一気に吸い上げます。
下準備が重要になります。
染めた後は生地に負担がかからないように平置きで干します。
染めた後の寸法は
・袖丈が3ほど伸びてしまいました。
→その後、仕上げ作業で3縮ませて、染める前と同じ寸法になりました。
(もとに戻らない場合もあります。また基本的には袖は伸びるのですが場合によっては縮みこともあるかもしれません)
・丈は3縮まっています。
After
型くづれは多少ありますが綺麗な黒に染まりました。
写真を比べるとボタンには少し色が入りましたがそこまで変化はないです。
After
では、次回の事例紹介をお楽しみに♂
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