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Pコートの染め替え事例 (2020-2-18 12:30:00)
【洋服の染め替えプロジェクト】
今回ご紹介するのは、かなり地厚なPコートの染め替えです。
右肩から右袖までくっきりとヤケてしまっています。
Before
【素材】
表:不明(記載なし)
裏:不明(記載なし)
※基本的には素材がわからない場合はどのように染まるか全くわかりませんのでお断りさせていただくのですが、お客様のご承知をいただけましたらおご依頼はお受けいたします。
見た目と触り心地はウールだと判断させていただき作業に入らせていただきました。
染める前の下準備はとても重要な工程です。
染色には大量の水を使用します。
野口染舗では地下水をくみ上げて染色並びにすすぎに使用しています。
染め替えは、高温で衣類を動かしながら染めていきます。
そのため、衣類に大きな負荷がかかります。
生地の 傷みや破損
、 型崩れ、引きつれ 、 付属品の腐食・劣化
、 染める前には見えなかったシミが出てくる
など、染める前には予測できないことが起こる可能性がございます。
After
【縮率】
どのような素材でも縮みや型崩れが生じる可能性があります。
どのくらい縮まるかは事前に判断できません。
また、裏地の付いているものは縮率が表地と違うので型崩れが発生します。
特にドライ洗濯の表示がされているものは水で洗うことをしていませんので縮み幅が大きくなります。
今回の場合は裏地がキルティング加工が施されていました。染めた後はシワが目立つ仕上がりになっています。
・袖丈 縮みなし
・身丈 −3
縮んでいます。
【事例を随時ご紹介させていただいています】
ブログでは過去に染めた事例をご覧いただくことが可能です。
〈テーマ〉のところに【洋服の染め替え】とありますのでそちらで履歴を確認できますのでご興味ある方はご覧ください。
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